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マキシマイザー WAVES L1クローンのフリープラグイン : George Yohng's W1 Limiter
» ソフトウェア(VST/AU) 

今回はフリーのマキシマイザープラグイン George Yohng's W1 Limiter を紹介。

リリースされたのが2005年1月なのでネタ的にはちょっと古いんですが、使い勝手もよく手軽に音圧が稼げるということで今も根強い人気があるプラグインで、最近 DAW を使い始めた人にもおススメできるプラグインのひとつということで取り上げてみました。

George Yohng's W1 Limiter とは?

 レベルマキシマイザープラグインの定番 WAVES L1 Ultramaximizer のクローンとして作られたリミッタープラグインで、 Windows 用 VST 版、OS X 用 AU(UB)/VST(PPC) 版がフリーでダウンロードできます。

 インストーラはなく、ダウンロードした zip ファイルを展開して自分で所定のプラグインフォルダにコピーする必要があります。



 固有の GUI を実装していないため、表示は各 DAW の標準プラグインのパネルデザインが使われます。なので見た目はちょっと味気ないです。

パラメータは3つだけ

 パラメータは Threshold、Ceiling、Release の3つだけで L1 よりも簡略化されています。 Threshold で効きはじめるレベル(しきい値)を決めて、Ceiling でレベルの上限(ピークホールド)を設定、Release で有効時間(msec) を調整します。

 とりあえず Ceiling、Release はデフォルトの 0dB、200msec のままで Threshold を少しずつ下げていけば、クリップしないでどんどん音圧が上がっていくのが分かるはずです。

 大抵のマキシマイザー(ブリックウォールリミッター)には入力ゲイン調整のパラメータがあって、「入力のゲインを上げてからクリップしたピークを叩く」という流れになりますが、W1 は通常のリミッター/コンプと同じように「入力に対してスレッショルドを下げる(引っかかったピークを揃えてからゲインを上げる)」という表現が用いられています。
 

AU/VST ホストからの呼び出したときの GUI

 » Logic Pro 7 (OS X) から呼び出した例
 

 » Ableton Live 7 LE (Windows XP) から呼び出した例
 

 » SoundForge 9 (Windows XP) から呼び出した例
 

リリースタイムについて

 W1 のページの説明によると、L1 のリリースタイム表示は、一般的に多く採用されている ISO が規定した RT60 規格 (Reverbration Time 60) で表すと1/3の値になっているらしく、例えば、200msec に設定したら RT60 規格で表せば 600msec になります。

 W1 もオリジナル L1 に倣って同様の表示になっていますが、肝心なのは耳で聴いた結果なので見た目の数値はあまりこだわらなくていいと思います。

BetabugsAudio の GUI 内蔵版

 Windows 用 VST 版では固有の GUI を被せたバージョンが BetabugsAudio からリリースされています。こちらは Release タイム表示を RT60 に合わせてあるようです。



かけ過ぎは禁物

 W1 に限らずダイナミクス系のエフェクターは、音圧が上がるからといって無闇にスレッショルドを下げ過ぎると、メリハリがなくなってただうるさいだけの単調な音になってしまうので注意しましょう (←初心者が陥りやすい罠)。
 あと、リリースタイムを上げ過ぎないこともポイントのひとつです。

最近の DAW は通常のリミッター/コンプレッサーと合わせてマキシマイザーが標準で付いていることも増えてきましたが、効き具合にもそれぞれ個性があるので、W1 Limiter も選択肢のひとつに入れておくのもよいかもしれません。

[関連サイト]
 yohng.com
 BetabugsAudio
 WAVES
 Apple Logic Studio
 Ableton Live
 Sony Creative Software Sound Forge
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コメント 8

はじめまして

George Yohng's W1 Limiterを使用したいのですが、pc初心者でダウンロード後の方法がよくわかりません。
”インストーラはなく、ダウンロードした zip ファイルを展開して自分で所定のプラグインフォルダにコピーする必要があります。”とはどういうことなのなんでしょうか?ちなみにmac&cubase使用です。


by はじめまして (2009-10-04 18:04) 

TAN

使用されているMacが最近のIntelのCPUのモデルなら
残念ながらW1 LimiterはPowerPC版しかないので使えません。

MacのCPUがPowerPCなら、

/ライブラリ/Audio/Plug-Ins/VST

にコピーすれば使えるはずです。
上記のフォルダに入れてCubaseから呼び出せないときは
別の場所にCubase用のVSTプラグインのフォルダがあると思います。

自分は普段Logic ProでAUプラグインを使っているので、
Cubaseのプラグイン設定の詳しいことはお答えできません。
by TAN (2009-10-04 20:42) 

回答

回答、ありがとうございます。さっそくやってみます!
by 回答 (2009-10-04 23:55) 

musselwhite

こんにちは。
プラグインで検索して居て辿り着きました。
現在 Sound Forge Pro 10を使って居て、先日念願のOZONE 5を買いましたが、SFP10からプラグインとして認識しません。
VST3フォルダーを指定しましたが駄目でした。
何か方法が違うのでしょうか?

by musselwhite (2012-05-14 15:02) 

TAN

「オプション」→「ユーザ設定」→「VSTエフェクト」で設定したら使えるようになるはずですが、指定したフォルダにプラグインのDLLファイルがあるか確認してみてください。

VST3フォルダとは c:\Program Files\VstPlugins のことでしょうか?
by TAN (2012-05-14 19:09) 

musselwhite

こんにちは。
>「オプション」→~
この方法で、下記のフォルダーを指定しましたが、認識してくれません。
C:\Program Files\Common Files\VST3\iZotope
C:\Program Files (x86)\Common Files\VST3\iZotope
各フォルダーの中には
iZOzone5.dll
iZOzone5Dynamics.dll
iZOzone5Equalizer.dll
iZOzone5Exciter.dll
iZOzone5Imager.dll
iZOzone5Maximizer.dll
iZOzone5Reverb.dll
などが入って居ます。
この他に拡張子が同名でvst3と云うファイルも入って居ます。
by musselwhite (2012-05-14 19:22) 

TAN

試しに今Ozone5のデモ版をインストールしてSoundForge Pro 9から呼び出してみたら問題なく呼び出せています。
プラグインモジュールはVST 32bitを選択しました。

OSはWindows 7 (64bit)で、
インストールフォルダはデフォルトの
C:\Program Files (x86)\Steinberg\VstPlugins\
です。

もしかして、プラグインをインストールするときにVST 32bit ではなくVST 64bitをインストールしたということはありませんか?
ここでいうビット数はOSのことではなく、ホストアプリケーションのことを指します。
SoundForgeは32bitアプリケーションなので、プラグインも32bitのものをインストールする必要があります。
by TAN (2012-05-14 19:45) 

musselwhite

こんにちは。
>c:\Program Files\VstPlugins ~
このフォルダーは知りませんでしたが、オプションからここを指定するとプラグインが表示されました。
突然ぶしつけなお願いにお答えを頂き有り難う御座いました。

本当にありがとうございました。
by musselwhite (2012-05-14 20:54) 

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