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調性を考慮したDJミックステクニック : ハーモニック・ミキシング
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今回紹介する Mixed In Key は DJ ミックスのテクニックのひとつである「ハーモニック・ミキシング (Harmonic Mixing)」を手助けするソフトで、曲の調性(キー)と BPM を自動検出してくれるというものです。

ダイレクトオンラインショップの販売価格は58ドル。
残念ながらデモ版がなかったので、キー解析にかかる時間や精度は確認できていません。

 曲のチョイスをしていて、BPM を合わせてつないでみたら曲同士の調性がちがっていて気持ち悪く聴こえたとき、どうしても使いたい場合を除いて他の曲を探すことになるわけですが、経験や勘といった狭い範囲でチョイスする以外に、もっと効率よく探したいというときにハーモニック・ミキシングが役に立つことがあるかもしれません。



 Mixed In Key は検出した曲のキー(調性)をメジャー(長調)なら 1B~12B、マイナー(短調)なら 1A~12A の記号で表します。(転調している場合は複数表示されるようです)

 1曲目に使いたい曲のキーを Camelot Easymix Wheel と呼ばれるサークルマップで確認します。このマップの見方は単純で、今の曲のキーの左右隣もしくは同軸の上下(A/B)が次の曲のキーになります。
 例えば1曲目が 8B (C:ハ長調)の場合、次の曲は 7B (F:へ長調)、9B (G:ト長調)、8A (Am:イ短調) の3つもしくは、同調の 8B (C:ハ長調)になります。
 2曲目のキーが決まって該当する曲が決まれば、あとは同様のことを繰り返していきます。

 別の方法で曲のキーが分かるのなら Mixed In Key を使わなくても、このマップを使ってハーモニック・ミキシングを実践することができます。
 ただ、クラブミュージックはキーやコードを無視した曲も結構多かったり、アナログターンテーブルの場合は BPM を調整するとピッチも変わってしまうので、オールマイティというわけにはいきませんが、こういう手法もあるということで引き出しを1つ増やしておくのもよいかもしれません。

 ハーモニック・ミキシングとは別の手法として、サークルマップを無視して数曲ごとにキーを1つ(半音もしくは1度)ずつ上げて繋いでいくと盛り上がりやすいという DJ の意見もあります。

 ここまでの解説で、作曲の経験があって音楽理論を勉強したことがある人は上のサークルマップが五度圏 (Circle of Fifths) とそっくり、というかそのものなことに気づいているはず。一般的な五度圏は12時の位置を C にして書かれます。

 五度圏は12の長調を C (ハ長調) から G、D、A・・・の順に完全5度ずつ並べると C に戻るという表のことで、C から右回りで ♯ が1つずつ増えて、C から左回りで ♭ が1つずつ増えていきます。内側には調号の数が同じで並行調であるマイナーコードが書かれます。
 ハーモニック・ミキシングの移動はコード進行でいうと、起点がトニック(主和音)、右隣がドミナント(属和音)、左隣がサブドミナント(下属和音)、並行調(同軸のA/Bの関係)に相当します。ちなみに、対面が代理コードになります(C の場合は F♯,G♭)。

 五度圏について詳しく説明すると長くなるので、興味がある人は「五度圏」や「ピタゴラス音律」でググってみてください。

[関連サイト]
 Mixed In Key
 Wikipedia - 五度圏
 Wikipedia - ピタゴラス音律
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