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オーディオルーティング・プラグイン Wormhole2がオープンソース化 [Win/Mac]
» ソフトウェア(VST/AU) 

以前に Plasq が開発・発売していたオーディオルーティング専用プラグイン Wormhole2 がオープンソース化されてフリーソフトになりました。

 Windows 用は VST、Mac 用 (intel Mac 対応)は VST/AU が使用可能で、Google Code の Wormhole2 サイトからダウンロードできます。


Wormhole2 とは?

 Wormhole2 は一般的な VST/AU プラグインと違って、エフェクトやインストのように音を作成加工するプラグインではなく、DAW ソフト内あるいは DAW ソフト同士の特定のチャンネルを仮想結線して、オーディオシグナルをリアルタイムに送受信できるオーディオルーティング専用プラグインです。

 このプラグインが便利なところは、同一マシン内だけではなく LAN 上の別のマシンと接続してオーディオシグナルを受け渡しできるという点です。
 たとえば、マスター側のマシン上の DAW から、LAN でつながれたスレーブ側のマシンの DAW へ音を送り、さらにエフェクトを通した音をマスター側の DAW へリアルタイムで戻すということが可能になります。

接続設定

 設定はあっけないほど簡単で、送信側 (start) のチャンネルネーム欄に適当な名前で入力すると、受信側 (end) のチャンネルリストに自動的に同じチャンネルネームが現れます。
 LAN 上でも自動的に検索されるので手間が掛かりません。ファイヤーウォールを使用している場合は UDP ポートの 48100~48200 を開ける必要がありますが、大抵の場合は何もしなくてもそのままつながるはずです。

メインの機能は Direct モードInsert Loop モードの2つ。

Direct モード

(↓クリックで拡大)

 Direct モードは、送り側のプラグインスロットの最後と受け側のプラグインスロットの最初に Wormhole2 をインサートしてストレートにルーティングするモードです。

 Direct モードはマルチチャンネルに対応しているので、送受信双方の各チャンネル(トラック)のプラグインスロットにそれぞれ Wormhole2 をインサートして別のチャンネルネームを指定することで、チャンネルごとに独立して同時接続することができます。
(←クリックで拡大)



Insert Loop (パネル上は Insert Chain) モード

(↓クリックで拡大)

 Insert Loop モードは送り側から受け側へ送ったオーディオシグナルを送り側へ戻してくれるモードです。

 Direct モードでは start/end の2点でしたが、こちらは insert/before/after の3点指定になります。冒頭に書いた、送り側 (insert) の DAW のインストのオーディオシグナルを受け側 (before) の DAW のプラグインエフェクトで加工したもの (after) を再び送り側 (insert) へ戻すというようなことができます。
 Insert Loop モードはマルチチャンネルに対応していないようです。(チャンネルリストでは選択できてセットアップできますが接続されない)

Mac/Win 双方の Logic を使った接続例

 Insert Loop の例として、Mac の Logic Pro 7.2 に立ち上げた Pro-53 を Wormhole2 を使って LAN 上の Windows マシンの Logic Gold 5.5 へ送って、3つのエフェクトをかけて、また Mac の Logic Pro 7.2 へ戻したスクリーンショットを貼り付けておきます。

Mac 側 (↓クリックで拡大)

Logic Pro 7.2 + Native Instruments PRO-53 + Wormhole2(insert)

Windows PC 側 (↓クリックで拡大)

Logic Gold 5.5 + Logic 内蔵エフェクト(3つ) + Wormhole2(before/after)
備考: 受け側の Logic は チャンネルストリップの REC ボタンを押してスタンバイ状態にしないと Wormhole が反応しませんでした


 送受信双方を同じ DAW にする必要はなく、VST あるいは AU に対応していればどんなソフトでも使うかことができて、アイディア次第でいろんな使い道ができそうなプラグインです。
 付属の PDF マニュアルは英語ですが、図入りで分かりやすいので各部の動作の理解はそれほど難しくはないと思います。

フリーなので興味がある人はぜひ試してみてください。

[追記] 2007/12/20

バーチャルラックソフト RAX 2



 Plasq の製品のひとつで、今年9月にリリースが停止されていたバーチャルラックソフト RAX 2 のプロダクションが Audiofile Engineering に譲渡され、Audiofile Engineering の製品として再販されています。新バージョンも継続して開発中のようです。

(注:Audiofile Engineering のサイトは IE では見れません)

[関連サイト]
 Plasq - Wormhole
 Google Code - Wormhole2
 Audiofile Engineering
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ウェブめも(isog 2008-01-18 03:14)

オーディオルーティング・プラグイン Wormhole2がオープンソース化 [Wi...

オーディオルーティング・プラグイン Wormhole2がオープンソース化 [Win/Mac] だそうです。(Rainymusk 2007-12-20 19:26)

So-net blog:■ 音楽方丈記 ■:オーディオルーティング・プラグイン Wormhole2がオープンソース化 [Win/Mac] 以前に Plasq が開発・発売していたオーディオルーティング専用プラグイン Wormhole2 がオープンソース化されてフリーソフトに…[続く]

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